どんなことをするの?

モンテッソーリ教育では「用具」や「教具」を使うことを「お仕事」と言います。

子ども達は

① 「お仕事を」選びます。

② 「お仕事のやり方」を先生がするのを見て「やり方」を学びます。

③ 「お仕事」を実際にやります。

④  用具や教具を取り出した場所へ戻します。

  

こうした準備から片づけまでの作業のことを「提示」といいますが、モンテッソーリ教育ではこの「提示」をとても大切にします。

子ども達は「お仕事」を自由に選ぶことから「自分で選択すること」の楽しさに気づき、やり方を見て「順序立てて行うこと」を学びます。

また「お仕事」を実際にやる中で「間違えること」がありますが(特に「教具」は間違いに気づきやすいよう精密に出来ています)失敗に気づき「自分で訂正していく力」(「誤りの訂正」といいます)を身につけます。

片づけることも次にその「教具」や「用具」を使う友達への「思いやり」や、「先読み力」の向上にもつながります。

 

このように「手間」にはそれぞれ深い意味があり、それをとても大切にしているのがモンテッソーリ教育の特徴です。 


子どもは天才!夢のしっぽをつかまえにいく!


 幼児教室で仕事をしていた時のことです。

1+1=2と自分で書いた紙を子どもが持ってきて「せんせ、あのなあ、ここにひきざんがかくれてんねん」と言います。

「どこに?」と聞いてみると「ここや!」と「=」を指さしてニタッと得意そうに笑うのです。

小さな人差し指を式にそって左から右へ動かし

「あのなあ、こっちからいくと足し算やろ。そやけどこっちから(今度は右から左へと式にそって動かし)いくとひき算になるねん。おもしろいやろ?そやからもうひき算も出来んねん!」

こうした天才的な発想や工夫は「子ども自身」が与えられた環境の中で気づいたものです。

子ども達は「新発見」や「知れた喜び」や「出来た喜び」を通じ自信につなげ夢のしっぽをつかまえに行くエネルギーにしていきます。

「director」(導く人)と呼ばれるモンテッソーリ教師はこうした子ども達の夢を実現する支えになることが何より嬉しいのです。


敏感期を逃さない!


「敏感期」とは発達段階の中で一時的に現れる「特別な感受性」のことです。

この「敏感期」を上手く利用すると子どもはいとも簡単に感覚や事柄を獲得しますが「敏感期」を逃すと獲得に時間を要すると言われています。

「敏感期」と言えば長男(現在、医師をしています)のエピソードが思い浮かびます。

「これはなんていうじ?」とひらがなに興味を示した長男。「敏感期かも?!」とひらがな表の上に文字のチップを「あ」「い」…と言いながらのせていくゲームをつくり、やり方だけ伝えました。すると、ひとりで飽きもせず延々とやり続け(これをモンテッソーリ教育では「集中現象」と言います)2日でひらがなを覚えてしまいました。それからは絵本をあけ「あおむしはおなかがぺっこぺこ」とひとりで本を引っ張り出してきて初めはトツトツ読み、数日でスラスラと読めるようになっていました。

長男が愛読したものをはじめ、日本をはじめ世界の昔話、伝記、発明、発見、なぜなに?の絵本としては珍しい縦書きの本をはじめとして100冊以上用意。

どんな「敏感期」も逃さずしっかりサポート。「出来る喜び」「知る喜び」を「自信」へとつなげます。